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コズミック・ウーマン Cosmic Woman

【ジャミロクワイ】 Taratata フランステレビ番組 パフォーマンス&インタビュー (2011)



読者のMineさんのご要望にお応えして、このフランスの番組のインタビューを訳してみた。Mineさんの言うフランスの「久米」さん、ジェイが話してるのに終わりを待たず自分も何か言おうとすることが何度もあり参った(ま、西洋人はこういう話し方するものなんだけどインタビューなんだから聞き手に回ってよ、と言いたい😅)。しかもジェイには英語でインタビューしてるけどフランスの視聴者にもわかるようにフランス語も入るから「ええっ?今何て言ったの?なんだ、フランス語か」ということも度々!!というわけで最後の方はちょっとダレてきて訳してない部分もあるかもしれないけど、まあゆるい翻訳ということでお許しくだされ。

(14:09)
久米:ご出演、ありがとうございます。初めてではありませんが…

ジェイ:嬉しいよ。前回はいつだっけ?これくらいちっちゃい時だっけ?

久米:何年か前ですよね。私もあの時はまだ(今の)ジェイさんと同じぐらい若かったんですが。

J:変わってないよ。クールだ。

久米:ありがとうございます。さて、長い道のりだったと思いますが、20歳の頃、お母さんのバスルームをスタジオに改造したという話は伝説の一つでしょうか、それとも真実でしょうか。

J:いや、どのバンドも始める時は必要なものを買い揃えるお金がないものだし、苦労するわけだけど、苦労は喜びの一部だよ。すべて与えられるんじゃ、易しすぎるだろ?

久米:その頃、すべてを止めたんですよね。音楽をやる為に仕事を辞め…リスキーだったはずですよね、暮らしていくためのものがないのに音楽の為にすべてをやめることにした。

J:何かをしたいなら、それに集中しなくちゃいけないと思うんだ。一つのことに全エネルギーを注がなくちゃいけない。そうやってれば(自分の望むことが)起きると思った。で、結局実を結んだ。

久米:怖れが必要ってことですか。

J:モチベーションになるのは「失敗するんじゃ?」という怖れだよ。(望むことが)起きないかも、っていう。

久米:この曲「ロック・ダスト・ライト・スター」もおそらく怖れへの疑問ということでしょうか。すべてが30秒で終末を迎えるという?

J:いや、こういうことは空想ではなく既に起きたことだから。

久米:ビッグバンですよね。だから我々はここにいる。

J:地球ではお互いをどうやって殺そうかって考えることに注意を注いでいるようだけれど、代わりにこういうこと(天体衝突)をどうやったら避けられるかを考えるべきだと思うんだよね。だって何かヤバい惑星が軌道に衝突したら確かにそう…

久米:すべて終わり!

J:グッバイ!だよ。

久米:では、そういう恐怖があるならばどのように行動していますか。あと何分で(人生が)終わるかのように一瞬一瞬を楽しむようにしていますか。それとも宗教にインスピレーションを受けますか。

J:自分の考えでは宗教は大きい役割をしすぎる。戦争との関連が有りすぎる。「俺たちはこれを信じるから正しい」「(いや)俺たちはこれを信じてるから正しい」…でももっと自分たちがどこから来たかを敬うべき。だって大宇宙にある一つのちっちゃなロックだよ。100年経っても他に(同じような星は)何も見つからないかもしれない。これまでには月に着陸できただけだ。

久米:でも小さな土地のただの人間としてどうすればいいと思いますか。

J:お互いに優しくすること

久米:祈りますか、それとも楽しみますか?

J:ただ、信仰を、人を殺す言い訳にするなってこと。そういうこと。

(24:12)

久米:最後の質問(*CM中に観客からの質問を受けていた?)はどの車が女の子と遊ぶのに最適かということでした。

J:わかんないよ。面白いことにちょうどここでオークションに行ってきたところなんだけど「Taratataに出演するんだって? レトロカー・ラウンジがオープンする前日に?」って言われて「イェーイ!」って。だからすべてうまくいった。最高。とにかくフランスのみんな、ここに来てくれてありがとう。

久米:見て下さい。フランスがどれだけジャミロを愛してるか!(プラチナ・ディスクを渡す*売り上げ10万枚以上).... この曲(Smoke and Mirrors)について話しましょう。これは浮気男についての曲ですよね?それか他人を騙す人のこと?

J:いや、実は違うんだ。これは自分の知ってる女性についてでよくない男と付き合ってるなと思ったから。わかるでしょ?友達があんまりよくない奴と付き合ってる。誰でもそういう人知ってるよね?

久米:どんな女性があなたには最適ですか。探してるのは?

J:わからないよ、知らない!

久米:ここに居るかもしれませんよ。オーケー、わかりました。忘れて下さい。ただMVを見てるとあなたの踊り方、綺麗な女性たち、たくさんのクルマ…。

J: だって何もわかってないからさ。

久米:でも自分の子供のパーフェクトな母親になる女性を探してるんじゃないですか。静かな家で普通の暮らしをしたいんじゃないですか。

J: うん、この(芸能界の)外では普通の暮らししてるよ。ま、そういったことは起こるんであって、急いだってダメさ。この仕事をしてて(そういう暮らしを)見つけるのは難しい。普通の暮らしをしようとしても、しているとは限らない。暮らしをプライベートにしようとしていても、誰か(恋人)が加わってそれを分かち合おうとしても、「ハローマガジン」とかパパラッチとかに囲まれてて…デタラメだろ?

久米:デタラメですね。(フェイクニュースは)フランスにもありますね。

J:うん、知ってる。

久米:邪魔をされるってわけですね。

J:難しいよ。自分を守らなきゃいけないし、一緒にいる人も守らなきゃいけない…でも何ができるって言うんだろう?こういうことは起こるんだから。こういうことはやって来て、去る。そう信じてるんだ。忍耐は美徳。

(28:36) "Hurtin"
久米:いつもソウルではあるけれどギター入りでロック度が増した。この歌はラブストーリーにお金のトラブルが入ったものですか。お金を愛する女性?

J:いや、これは誰かを失った時、自分の好きな誰か…でも忘れてはいけないのは全部の歌が必ずしも個人的な経験とは限らないってこと。他人を観察するってこともある。他人の経験を見てそれを解釈する。

久米:しかしお金と罪についての歌詞ですよね。

J:宇宙船を作ろうって話だよ(⬅︎ジョーク*)。いや、誰かと一緒に居られると思ってたのにそうはならなかった、って話。「傷ついてるんだ。必要なのはお前だけ♬」ってなっても時々「これでいいかな?」ってことになり、いやもっと論理的にしようとなり…「この歌詞は何が悪い?」 何も悪くない。(ローリングストーンズの)"I can't get no satisfaction♬"わかるだろ?"I can't get no satisfaction♬" つまりどう歌うか?あれ?俺何の話してたんだっけ?またクソ話してる?

久米:いえ、つまり歌詞は自分の人生体験ではないってことですね。

J:そういうこともあるけどさ…。

久米:時によっては音のために歌詞を書くってことですね。

J:2、3違ったアプローチの仕方があるってことで、最高の結果をもたらすものを選ぶ。忘れちゃいけないのはレコードにするものはステージでもできるものじゃなきゃいけないってこと。コンサートに来るファンはレコードと同じものを聴きたがるけど(レコードの音は)全てが機械によってされてるからライブで聴くと同じじゃないんだよ。バッキングとやるのが難しく思える。

久米:"Rock Dust Light Star"は(誰かとの)食事の後で宗教的な話になり頭にくることがあってそれが歌になったと聞いていますが…。

J:そう、いい歌の殆どは自分のスペースにいる時に出来るんだ。いい曲は痛みを感じてる時や人生についてよく思えない時に出来る。"Blue Skies"とか…自分にとって(音楽)は落ち込んでる時のリリース。自分は気持ちがハイかローかどっちかの人間だからね。でもいい曲はローから出来る。音楽史でも常にそうだ。ベートーベンの交響曲第7番とかダークだし悲しいよね。

久米:ちょっと悲しいムードである必要があるんですね。

J:そうだよ。気持ちが沈んでる時にそこから脱出するための道具として音楽を使うんだ。

久米:微笑み続けるために。

J:全てが戦い。お袋がいつも言うんだ。「お前は人生を楽なものにしないね」って。

久米:このアルバムにももう一つ戦いがあります。聴きましょう。

(32:15) "She's a fast persuader"

久米:これは女性とか中毒についてですか?

J:これが何についての歌かってのは科学者じゃなくても分かるだろ?

久米:オーケー、これはセックスについてですよね。

J:そうだよ。彼女はFast Persuader。

久米:あなたは12歳の時から歌手ですよね。

J:5歳の時もう歌手だったと思うよ。YouTube見ると6歳ぐらいだった時のビデオがあって、青いスーツを着てるんだ。見た時はショックを受けたね。6歳ぐらいでフランク・シナトラみたいな曲歌ってて…椅子があって…

久米:その映像があるんです。見てみましょう!!

J:見て見て、来るぞ来るぞー、キタ〜〜!(*ビデオのジェイ、股間に手を当てる)

かっこいいスーツだ。いや、俺気に入ったよ、実は。お袋は長いこと歌手やってたんだけど、(このビデオで自分も)マイクのコードが 絡まらないよう体から離すテクニックを使ってる。

久米:"Great balls of fire(火の玉ロック)"ですかね?12歳(*間違い?6歳でしょ)の時から?もう一度見てみましょう!

J:チョチョッと直す…これには理由があるんだ。

久米:男だからですか?(笑)

(34:19)

久米:今日は本当にありがとうございました。ではAshford & Simpsonのカバーで"California Soul"を歌って頂きます。

J:いや、Marlena Shawだよ。Ashfordじゃなくって。

久米:最初に歌ったのはAshfordです。

J:ホントに?じゃ、賭ける??

久米:う、うーん…

J:さあグーグル検索!多分久米さんが正しい。うん、そうだ。

久米:戦うつもりです。バーン!マーヴィン・ゲイもカバーしたはず。

J:いい曲でいつもお気に入りなんだ。カバー曲を選ぶ時はバンドが楽しめる曲にする。みんなが楽しめた方がいい。素晴らしいバッキングシンガーもいるし。

久米:最後に"White Knuckle Ride"についてお聞かせください。これは恐怖心についての歌ですか。

J:これは一度乗ったら降りられない、ってこと。プレッシャーについて。

久米:我々はジェイさんが常に乗った状態であることを嬉しく思います。ありがとうございました。ジャミロクワイでした!ジェイさん、これ(プラチナ・ディスク)をお忘れなく。


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コズミック・ウーマン Cosmic Woman
Posted byコズミック・ウーマン Cosmic Woman

Comments 4

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コズミック・ウーマン Cosmic Woman

Cosmic Woman  

これですね。
https://www.scotsman.com/lifestyle-2-15039/album-review-jamiroquai-rock-dust-light-star-1-827017
読みました。が、このライターは褒めてんだかけなしてんだかよく分からなかったんですが!どんどんスタイルが変わることをよく思わないアシッド派が多数かと思ってたらこの人は「また同じようなスタイル」と文句を言ってるようですね。珍しい苦情かも?ジェイは「良くても悪くても批評を読むのはイヤ〜〜!」と逃避するタイプですが(苦笑)、こんなの読むとどうしてそうなっちゃうのか分かる気がします。
私はもうこっちでの生活の方が長いので、日本の芸能人の名前を出されても全然分からないことが多いんですが、久米さんはギリギリ覚えてます。だから本当に似てるな、と感心してました。もちろん翻訳中は「ちょっと久米、黙ってろ!ジェイ様のお話中だろ!」と怒ってたんですが😅。こっちで暮らしてると「なんて人の話を聞かない人種なんだ」と呆れることが多いので日本に帰ると人が話を聞いてくれることに感動致します。

2019/10/01 (Tue) 21:44

Mine  

感想文

突然ですがThe Scotsman というタブロイド紙?があってそのジェイへのインタビュー、もちろんこれも完全には読解できませんが、Rock Dust Right Star の頃で、コズミさんのこの翻訳インタビューで理解が少し深まりました。
こちらでシェアの方法がわからないので、もしよろしければ→The Scotsman, Sunday 24 October 2010でヒットすればいいのですが。

彼女がこの中にいるかもね?のあたりとキッズの頃のyoutubeのやり取りはうっすらとあってました。(ジェイまだ〈公式に〉結婚してないトキですもんね。)

司会者確かに久米宏だ。コズミさんが、「久米:」と書くので静かに面白かったです(笑) 私はルックスについてだけのつもりでしたが本当に喋り方や人の話の途中に突っ込んでくるあたりよく似てる(笑)

ネイティブイングリッシュスピーカーの喋る法則というか流れ、勉強になります。結局われわれネイティブジャパニーズスピーカーも普段は滅茶苦茶で、だだもれ的に言葉を繋いで、また繋ぎながら話をまとめていきますもんね。そういうリアルがジェイのトークで学べます。

2019/10/01 (Tue) 13:35
コズミック・ウーマン Cosmic Woman

Cosmic Woman  

いえ、こんなのでもお役に立てたなら嬉しいです。私もジェイの一言一言をこんなにきちんと聞いたのは初めてでした(ジェイの言うことも聞き取れないと今度はフランス語の字幕をグーグル翻訳してました!爆)ジェイって「ハイ」だと本当にユーモアたっぷり、サービス精神旺盛だなあと思います。人を笑わせるのが好きなんですね。

2019/09/30 (Mon) 19:13

Mine  

大感謝&大感動

コズミさん!!ありがとうございます!!素晴らしすぎます。ワタシほっとんど、そう10%くらいしかはなしのナカミ理解してなかったです。
本日はまずはまずはお礼もうしあげます。また感想述べさせてください!!本当にありがとうございました❢

2019/09/30 (Mon) 18:29

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